スペインのブラッドソーセージ

日本では、馴染みは薄いですがスペインをはじめとする国では「ブラッドソーセージ」と呼ばれる、豚などをその原料とするソーセージがあります。

スペインにおいてはブラッドソーセージの一種である「モルシージャ」などが知られているようです。動物の血液を食材として活用する事が、ほとんどない日本人にとっては、多少血なまぐさい加工食品ではありますね。

ハムやソーセージ、ベーコンなどの、肉の加工食品を数多く保存食として作る国々では、屠畜したばかりの動物の血と、その内臓や肉の破片などと一緒に、腸詰めなどにしていたようです。

臭みを取る為に、多くの調味料や香辛料が使われたようですが、鉄分が豊富に含まれていたり、内臓なども使用される時には、ビタミン、ミネラルが豊富なソーセージとされ、人々の間では好んでご馳走とされていたようです。

日本では、魚をさばく時に、血合いを、外す人もいれば、そのまま好んで食する人もいますが、やはり血合いには、独特の臭みがあるものです。

宗教的な兼ね合いなどから、動物の血液を食する事を禁じている地域もあるようですが、世界各地には、豚以外にも、トナカイやヒツジなどの血を使ったソーセージもみられ、お隣の韓国や中国、モンゴルなどにも、似たような料理が存在するようです。

血と一緒に、内臓や肉の破片を腸詰めにするとお話しましたが、その他にも、細かくした野菜や、脂、お米や水分が多い時は、小麦粉なども混ぜ入れたようです。

ヨーロッパなどに行くと、店先に、よくソーセージが天井からつるされているような光景を目にしますが、あのような一般的なソーセージから比較すると、ブラッドソーセージは、全体的に黒い色をしているものが多いので、見慣れてくると、すぐに見分けがつくのだそうです。

最近では、日本国内でも通信販売などで手軽に購入する事ができるようですので、ご興味のある方は、是非、ビールとセットにしていかがでしょうか。

諸外国の人々からしてみれば、生さんまなどの内臓の苦味を、うまいと言いながら食べている日本人を遠巻きにみている感覚と同じようなものなのでしょうかね。

       

 海外を巡る! Pirates production-TOP

Author

admin@piratesproduction.net