長期無政府状態が海賊を生んだソマリア

大海原といえば「海賊」と言われるほど昔懐かしい言葉が現代に蘇ったかのような報道に耳を疑うばかりの東アフリカの一国「ソマリア(ソマリア連邦共和国)」。地理的にもまさに「アフリカの角(つの)」と呼ばれる地形形状からくる場所に位置する同国は、2009年自衛隊がその“海賊”退治に派遣されたことで記憶に新しいところでしょう。ただこの海賊行為も根本原因は、昔の海賊とは趣を異にし、地元民が長く続く無政府状態で貧困に窮し、やむにやまれずスエズ運河を航行する商船等の輸送船団を襲うという、なんとも複雑な気持ちにさせる行為と伝えられています。いくら食べることに事欠いたからといって犯罪行為は許されることではありませんが、元はと言えばそんな窮状を作ってしまった同国の混乱に大きな原因があると言えるのかもしれません。我が国自衛隊を含む各国海軍等による海賊対処行動継続、国際社会による海賊対策等で少しずつ改善は進み始めており、日本をはじめ各国の支援を受け,着実に復興への足掛かりを見つけ出せることを願うばかりと言えるでしょう。

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