産業に広がりを見せる国モロッコ

南ヨーロッパとはジブラルタル海峡をはさんで目と鼻の先という、北アフリカと呼ばれる地域に属する国モロッコ。

もともとイスラム圏とのつながりが強いことで知られ、8世紀にウマイヤ朝イスラム帝国が勢力を拡大していく中でモロッコを拠点にイベリア半島進出という歴史をもつ国でもあります。

またイスラ教最高指導者(カリフ)と言われる国王を元首にもつ立憲君主国家で、そういう点でもヨーロッパ諸国とは文化的に一線を画すると言われています。

第2次世界大戦以前はフランスとスペイン支配下にあって、現在でも一部スペインの飛び地となっています。

1961年立憲君主制に移行してから最近まで国王の政治的影響が強いことで知られていました。2011年に起こった「アラブの春」で大規模なデモが起こったものの、7月に政府が行った国王の権限縮小と議会の権限拡大で事なきを得たと言われています。

産業上際立つことと言えば、世界リン鉱石埋蔵量の三分の二を同国で占めるといわれていることでしょう。ところが残念なことに石油や天然ガスはアフリカ諸国と異なり乏しいため、リンに関連した鉱業の他は農業、水産業、工業、観光業と広がりを見せています。

更に政府の肝いりで映画関連事業にも力をいれており、ハリウッド映画のロケ地としてもよく知られるところです。資源に頼ることなく、多様性ある経済をうたうだけあって、安定した経済成長がなされ、一人当たりのGNIも約3000ドルと、他のアフリカ諸国と比べ高水準を保っています。

       

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